伊・アグリツーリズモ
盛夏のイタリア中北部を視察した。アルベルゴディフーゾとアグリツーリズモの実態調査、特に政策と経済に焦点を当てた。
まずは政策、特にアグリツーリズモは興味深い。アグリツーリズモはあくまでも農業の一環としての宿泊サービスであり、事業の51%以上は必ず農業をすることが義務付けられ、宿泊サービスは49%以下であることが求められる。現状、宿泊事業は盛況(稼働率8割程度)であることから、宿泊サービスを拡大したい意向がある場合は、比例して農業分野を拡大しなければならない。
アグリツーリズモとして宿泊サービスをする場合の税率は農業プラス宿泊サービスで全体に対して25%程度にもかかわらず、49%のルールを超えて宿泊サービスを拡大すると…
(百戦錬磨・観光創生班)
(トラベルニュースat 2019年10月10日号)
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