農泊で「灯台下」に光を
ツーリズムEXPOが初めて関西・大阪で開催された。東京の会場の都合もあるとはいえ、インバウンド観光においては東京に勝るとも劣らない関西での開催は、今後の関西のさらなる発展を明示しているように感じる。実際、万博、ワールドマスターズゲームズなどの国際イベントも予定されており、IRなど恒久的な施設の誘致も盛んである。
ところが、大阪中心部はインバウンドの恩恵を受けているものの、関西空港から大阪市内までの地域、大阪府の泉州地域はほぼ途中下車がない。
百舌鳥・古市古墳群の世界文化遺産登録に象徴されるように歴史と文化あふれる地域であるものの、関西空港で入国した旅行者は公共交通機関で一気に大阪市内まで進む。これでは地域にインバウンド需要は取り込めない。
そこで、泉州地域全体で広域での観光誘致に取り組み、あわせて広域地域連携DMOの組成にも取り組んでおり、その関連イベントに参加した…
(百戦錬磨・観光創生班)
(トラベルニュースat 2019年11月10日号)
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