09年9月25日号
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日本ひとり負け―。世界同時不況や新型インフルエンザの影響で、世界的に観光関連産業が打撃を受けるなか、日本の入国者数増減率の減少幅はアジアの中で最大級だという。観光庁と世界観光機関(UNWTO)は9月11日、大阪市北区の大阪国際会議場で「国際観光活性化シンポジウム」を開き、閉塞的な局面を迎えている日本の国際観光を活性化する方策や目指すべき方向性を探った。反転攻勢に出るために、将来の観光競争力強化のために、今、日本のツーリズムがなすべきことは何か。観光立国推進に向けて待ったなし、日本。