今だからできること 観光業界“菌休対策”(3) 「十石舟」は特別態勢で運航
4月8日までに短縮、感染予防対策施す 京都市の春の風物詩
京都市では春の風物詩、「岡崎さくら・わかば回廊十石舟めぐり」も今年は特別態勢で運航する。期間を3月24日−4月8日に短縮するほか、乗船場受付にポンプ式消毒液を設置▽桟橋・舟の手すりを消毒▽乗船客に注意喚起の案内掲示板を設置▽スタッフの手洗い、マスク着用などの対策を行う。
十石舟めぐりの実行委員会に加わる京都府旅行業協同組合の森野茂理事長は「当初は5月6日までを計画していましたが、感染予防のため期間を短縮し、より安全で快適な舟めぐりを楽しんでいただけるようになりました」としている。
十石舟はオープンタイプの舟。9時30分−16時30分の間、15分ごとに出発する。3月27日からは夜桜ライトアップで20時30分まで夜間運航も。大人1200円。
(トラベルニュースat 20年3月25日号)
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