感染拡大予防を徹底 Go Toで旅行会社の役割、ANTA・有野専務理事に聞く(2) 新しい旅のエチケットを周知
旅への信頼を得る
―緊急事態宣言解除後の旅行の再開をどのように見ていますか。
多くの県で「Go Toトラベル事業」に先行して県内の宿泊施設への旅行の支援事業が実施されており、これまで家に籠っていた皆さんが地元の観光地への旅行を通じて地元の良さを再認識していただく良い機会になっています。各県の旅行業協会も事業に協力しています。これらの成果を引きついでGo Toによる旅行が感染防止によって安全に実施されることを期待しております。
―ウィズコロナで、安心・安全な観光に関心が高まっています。観光復興のプロセスはどのようなものでしょう。
5月14日に最初の業界別のガイドラインが策定され、感染症対策を踏まえて必要な改訂を行っています。7月17日には旅行団体、宿泊団体、観光団体の代表が赤羽国土交通大臣を訪ねて「GoToトラベル事業」ガイドラインの重要な内容を列記した「取組宣言」を提出しました。
7月22日から開始されたGo Toにおいて安心・安全な旅を実施していくことが、東京を早期にキャンペーンの対象に加えていただくことにつながると思います。「新しい旅のエチケット」の実行をお客様に周知して感染防止を徹底し、安全・安心な旅への信頼を得ていくことが大切であると思います。
(トラベルニュースat 20年7月25日号)
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