“故郷さがし”が次のトレンド じゃらん宿泊旅行調査2022を読み解く(2) 魅力度ランキングは総合満足度1位は和歌山県
「食」は福井、「宿」は大分
同調査恒例のテーマ別都道府県魅力度ランキングの総合満足度は和歌山県が前年度から7つ順位を上げ、1位を獲得。“常勝”沖縄県が2位となった。和歌山県は県内客の旅行割合が高く、改めて地元の良さが支持されたことが要因だ。
「地元ならではの食べ物」の1位は福井県。「カニ」や「越前そば」「ソースかつ丼」など郷土色豊かな食が並び、近年躍進が目覚ましい。2位は昨年まで4年連続1位だった「魚介類」の石川県。3位には「白エビ」「ブリ」の富山県と北陸3県が上位を独占。4位は鹿児島県、5位は北海道が入った。新たにランクインした鹿児島県は「黒豚」、6位の三重県は「伊勢海老」、10位岐阜県は「飛騨牛」が圧倒的に人気を集めた。
「魅力的な宿泊施設」の1位は大分県が2年ぶりに奪還。2位は沖縄県、3位は群馬県。
総合満足度の3位は三重県、4位は北海道、5位は京都府。三重県と6位青森県、8位長崎県、9位静岡県が新たにトップ10入りした。
(トラベルニュースat 2022年7月25日号)
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