宿泊産業の「サスティナビリティ」 全旅連青年部第3回宿フェス(2) 第7回旅館甲子園、グランプリは熱海の秀花園
「三方良し」と「1分の1の接客」
全旅連青年部に所属する全国1500軒の旅館が参加し旅館業の魅力や自館の取り組み、仕事への思いをプレゼンテーションする第7回「旅館甲子園」が2月6日、東京ビッグサイトの「宿フェス」会場で行われた。最高賞のグランプリは静岡県熱海市の「秀花園」が獲得した。
全旅連青年部と観光系メディアの有識者、OTA各社による審査を経て「秀花園」に加え三重県鳥羽市の「扇芳閣」、神奈川県箱根町の「みたけ」のファイナリスト3施設が20分間それぞれ経営ビジョンやスタッフの思い、地域振興などについてプレゼンテーション。横山公大審査委員長(第20代全旅連青年部長、高知市議会議員)をはじめ、鈴木貴典観光庁審議官、大川戸修二日本政府観光局地域連携部長ら7人と一般来場者が審査した。

塚島部長から表彰される
秀花園はお客様良し、社員良し、会社良しの「三方良し」を経営理念に掲げ、熱海一の旅館を目指す。労働時間削減や業務のDX化を進める一方、接客においては客一人ひとりに寄り添う「1分の1の接客」を徹底しており高い評価を得た。
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