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観光業界の屋台骨支える 全旅連青年部、2期目の塚島体制スタート(1) 新役員で後半戦に臨む

全旅連青年部(全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会青年部)は4月16日、東京・平河町の都道府県会館で2025年度総会を開いた。全国の青年部員180人が出席した。異例の2期目の続投となった塚島英太部長(長崎市・長崎スカイホテル)は、観光業界の屋台骨を支える決意を示した。

重点15事業に注力

塚島部長はまず前期2年を振り返り「テーマに据えた、温故知新~今こそ示せ青年部の矜持を、IMPOSSIBLE IS NOTHING、青年部はできない理由を言わない、返事はイエスかハイか喜んで、誰一人取り残さない青年部であろうと、2年間取り組んできました。部長として47都道府県を合計70回は訪問し、海外事業で8カ国を回り、活動領域の視野を広げるなかで、地域の成功事例や課題を共有することができました」と成果を強調した。

その上で2期目に向けては「新スローガンは温故創新、観光の中心で咲き誇る礎たれ、Always be yourselfとし、新役員で後半戦に臨みたい。浮かれることなく地に足をつけて活動し、業界の屋台骨を支えましょう」と呼びかけた。

全旅連青年部、2期目の塚島体制スタート

「地に足をつけて業界の屋台骨を支える」と塚島部長

重点事業として15事業をあげ、このなかで①観光新時代における青年部組織②事業の再編③都道府県部長との連携強化④親会委員会等への積極的参加や協働⑤温泉文化のユネスコ無形文化遺産登録に向けた全国一斉活動⑥宿泊業におけるSDGsの推進と活用⑦宿の働き方改革の推進⑧宿フェス開催などによる業界の魅力発信⑨地位向上事業⑩全国災害支援・危機管理ネットワークの構築―などに取り組む。

全旅連青年部、2期目の塚島体制スタート

塚島部長を中央に1期目と2期目の役員の皆さん

(次の記事)観光業界の屋台骨支える 全旅連青年部、2期目の塚島体制スタート(2) 観光庁、厚労省、親会からエール

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