地域の魅力を引き出し活性化 地域活性化研究所/幸南食糧特集
農産物の開発、流通、販促を支援
全国各地の農産物に新たな価値を付加して販売することで、地域活性化の支援につなげているのが、2018年8月に設立された地域活性化研究所(橋本太郎所長)だ。
農産物の生産者は栽培に関してはプロだが、市場を見据えたマーケティングやプロモーション、販路開拓などは効果的な手段を持ち合わせていないのが実情。農村地域の行政も同様で、農産品を用いた特産品開発などを助成し地域活性の機会創出を図るが、いわゆる出口戦略のノウハウが乏しいところが少なくない。
そこで同研究所では、ノウハウが少ない生産者や生産地に対して農産物の企画開発から販売までのサポートを行う。サポートは市場で売れる農産物の商品開発をはじめ、訴求力の高いパッケージや広告の制作、百貨店・高級スーパー・通信販売といった販路の拡大とともに、販売チャネルに応じた効果的な取り組み支援など多岐に渡る。いわば入口から出口に至るまで、売れる農産物の商品化をサポートしている。
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