24年8月25日号 トラベルニュースat本紙
手弁当で地元と協働 関西各府県旅行社有志が石川県・滋賀県で取り組み
今夏、関西の中小旅行会社が動いた。一つは、今年1月の能登半島地震で旅行商品化に伴う間接的な復旧支援を石川県山代温泉で7月末に行われる「山代大田楽」に合わせて実施。もう一つは、コロナ禍以降に昼食を受ける施設が激減した滋賀県の琵琶湖エリアにおいて、クルーズと昼食をセットした新たなプランの開発をおごと温泉の旅館経営者や船会社とともに行った。いずれも関西各府県の旅行会社が参画し、地域との協働による中小旅行会社の従来にないスタイルを示した。また、どちらも行政などからの支援はなく、旅行会社と地元関係者による民・民連携の手弁当で実現させたものだ。
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岐阜県下呂特集「観光先進地・岐阜下呂が贈る心にしみる旅」
持続可能―。地域の維持、そして未来への発展のよすがとして各地で取り組みが進むが、岐阜県下呂市が展開する施策は先鋭的だ。コロナ禍以前から本格化させていたエコツーリズムは定着、持続可能、SDGsをキーワードにした取り組みは各所で評価を得ている。それを可能にしているのは徹底したデータ収集と実行力。そしてバックボーンとなる豊かな自然や温泉、文化といった地域資源だ。地域一体で地域を生かし、守る。新時代に適合したその風土は、国内外問わず旅人の心に深く染み入るはずだ。
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